妊娠検査薬はいつから反応がでるか?フライングしない方法

妊娠検査薬はいつから反応する? メソッド

※当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています。

自宅で手軽に妊娠の判定ができる妊娠検査薬。妊娠の初期判断を即座にしてくれます。

でも、市販の検査薬には正しい知識とタイミングが不可欠で、それを怠ると誤った結果に悩まされる可能性もあります。

今回は「最適な検査時期はいつか」、「陽性反応のタイミング」、「陰性でも妊娠してる可能性はないか」これらの疑問を解消するために、3人の子どもを持つ私の経験から、わかりやすくアドバイスをさせていただければと思います。

なおみん
なおみん

こんにちは!共働きで3人の子育てに奮闘中のプログラマーママ「なおみん」です。

 

【この記事を読むメリット】

・妊娠検査薬の正しい使い方とタイミングの理解を深めることができる。
・陽性や陰性の結果が示す意味と、それに基づく適切な行動が学べる。

 

最近は、フライング検査をする人も増えているようです。フライング検査の注意点もお伝えしていきますね!

それではまいりましょう♪

妊娠検査薬 なぜおしっこでチェックするの?

妊娠すると、体が“hCG”(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という大切なホルモンを作り出します。

このhCGは、妊娠をキープして赤ちゃんを大きくするために頑張ってくれるものです。

胎盤がhCGを作って、それが血液を通って最終的にはおしっこで体の外に出てくるので、妊娠検査薬は、おしっこに出てきたhCGをチェックして、「赤ちゃんがいるかも!」と教えてくれます。

なので、hCGが検査薬に反応するくらいの量になると、「陽性」と判定されます。

とにかく妊娠しているか早く知りたい!

ふつうの妊娠検査薬は、おしっこの中のhCGが50IU/Lという量になると妊娠の可能性を知らせてくれますが、早期妊娠検査薬はもっと少ない25IU/Lからでも反応が出ます。

この早期検査薬を使えば、もっと早くからhCGをキャッチできるので、ふつうの検査より先に「妊娠のサイン」が分かるということになります。

早く結果が気になる時は、この早期妊娠検査薬を使ってみるのも良いですね。

早期妊娠検査薬に関して

一般的な妊娠検査薬は「第2類医薬品」のため病院や薬局、ドラッグストア、インターネットでも買うことができますが、早期妊娠検査薬は「医療用体外診断用医薬品」あたるため薬剤師のいる薬局でしかかうことができないようです。

>>「出産保険いらない」のウソと真実|共働きママの味方

妊娠検査薬いつから反応がでるの?

赤ちゃんができたかを待っている時は、気になって早くチェックしたくなりますよね。

妊娠検査薬が「妊娠してるかも!」って教えてくれるのは、妊娠してから約3週間と5日後くらいからです。

だいたい、生理が来る予定の2日前から、検査薬が反応し始める可能性があります。

でも、生理がいつも定期的ではない人や、月によって日にちがずれることがあるので、この時期は目安として覚えておきましょう。

もし生理予定日前にチェックしてみても、結果が「陰性」だったら、また少し待ってから再チェックするのが良いです。

妊娠検査薬いつ使うのが一番よいか?

検査薬は生理予定日の2日前から反応するかもしれませんが、それはあくまでも可能性の話しになります。

hCGホルモンの量は人によって違うので、生理予定日にチェックしても、まだ「陰性」と出ることもあります。

早すぎる検査は勘違いしてしまう可能性があるので、あまりおすすめできません

整理予定日にチェックをして陰性が出たとしても、実は妊娠していて、それがわからないままお酒を飲んだり、薬を飲んだりしてしまうと、赤ちゃんに影響があるかもしれません。

また、もっと大変なのは子宮外妊娠を見逃す可能性が出てきます。

なので、検査をするなら「生理予定日から1週間後」が信頼できます。妊娠検査薬販売メーカーもそのように推奨しています。

ただし、医学的に反応し始める時期と、医師やメーカーが推奨する時期は異なることを理解しておきましょう。

妊娠検査薬フライングで使用する注意点

不妊治療中だったり、赤ちゃんが欲しいと思ってる人は、つい早く知りたくて検査薬を使ってみたくなりますよね。

でも、これをフライング検査って言って、早く使うことにはちょっとしたリスクがあります。

もし早く検査して「陰性」の結果が出ても、それが本当のことかどうかは分かりません

もしかしたら子宮外妊娠の可能性もあるからです。

子宮外妊娠とは?

子宮外妊娠は、赤ちゃんがお腹の中の子宮ではなくて、他の場所にできてしまうことです。

もっともよくあるのは、赤ちゃんが卵管にできてしまうパターン。

これを見逃して、妊娠が進行してしまうと、卵管破裂などにより出血多量で重篤な症状になる危険性もあります。

なので、もしフライング検査で「陰性」と出たら、その結果に一喜一憂しないで、1週間後にはもう一回チェックしましょう。

妊娠検査薬が「陰性」でも妊娠していることがある?

妊娠検査薬で「陰性」と出ても、本当に妊娠していない保証はありません

検査するタイミングが早すぎたり、個人によってホルモンの増え方が違ったりするので、陰性が出ても妊娠の可能性がゼロとは限らないのです。

なので、「陰性」が出ても、生理が遅れているとか、お腹が痛いとか、他にも何か気になることがあったら、念のため産婦人科で超音波検査をしてもらったほうが良いです。

もしもこんな症状が出たら、体がSOSを出しているかもしれないので、すぐにお医者さんに相談しましょう。厚生労働省(すこやかな妊娠と出産のために)でもそのように呼びかけています。

<気をつけたい症状>

  • 顔や足が急にむくんだ
  • 性器からの出血があった
  • お腹が痛い
  • 熱がある
  • 下痢やめまいがする
  • 吐き気や嘔吐がひどい
  • すごく不安で落ち着かない
  • 便秘が続いている
  • いつもと違うおりものがある
  • 頭がガンガンする
  • イライラする
  • 心臓のドキドキが強い感じがする

こんな時は特に注意して、早めに病院へ行きましょう!

▼産前・産後の女性に寄り添ってサポート▼

>>産後ドゥーラとは?共働き夫婦に必要なサポートを解説!

妊娠検査薬が「陽性」でも生理がくる?化学流産の可能性

妊娠検査薬が「陽性」を示しても、あとで生理みたいな出血がある場合は、化学流産の可能性があります。

化学流産とは、受精卵がうまく子宮に着床できずに早期に流産してしまうこと。

この時、受精卵が少しでも子宮の中で着床を始めたらhCGホルモンが出るので、検査薬には「陽性」と出ます。

でも、着床が維持できなかったら流産となり、その結果として出血が起こります。

この出血が普通の生理と間違えられがちなのです。

もし「陽性」が出ても出血があったら、その出血が生理なのか、他の何かなのかを確かめるために、産婦人科の先生に相談するようにしましょう。

妊娠検査薬の体験談

妊娠検査薬の使い方とタイミングについての実体験を紹介すると、利用者によって検査の時期や反応がまちまちです。

ある人は生理予定日の前に検査して微妙な反応を見た後、数日で明確な陽性が出たと言います。

他の人は何回か陰性反応が出たにも関わらず、最終的には妊娠していたとのこと。

また、生理の周期が定まらない人は、予定日から数日後や1週間後に検査してみて、はっきりとした陽性結果を得たと報告しています。

これらの話から、妊娠検査薬は便利ですが、使い方には注意が必要です。

検査薬はあくまでも速報値で、本当の妊娠状況は医師の診断でしか確定できません。

陰性の場合も、実際には妊娠していることがあるので、生理が来ない、お腹が張るなどのサインがあれば、すぐに病院で確認することが大切です。

そして、どんな結果が出ても安心せず、疑問があれば医師に相談しましょう。

おすすめの妊娠検査薬

通販サイトで購入できる、妊娠検査薬をいくつか紹介します。

どれも感度が50IU/Lの一般的な妊娠検査薬です。

アラクス/チェックワン

結果が残るのでパートナーと一緒に確認できる

おしっこをかけるだけの簡単な手順。わずか1分で判定されます。朝・昼・夜いつの尿でも検査ができて、99%以上の正確さもうれしいところ。

アリナミン製薬/ハイテスターN

判定方法がスティックに書かれていて分かりやすい

キャップを反対側につけると持つところが長くなって、手が汚れるのを防げます。
結果が出る窓の右側に判定終了を知らせる窓もあるので、待ち時間を覚えておかなくても大丈夫です。

ロート製薬/ドゥテスト・hCGa

判定終了まで1分

はねにくく大きめの採尿部があって、おしっこの量が少なくても判定できる便利な検査薬。尿をかける時間は2秒でOK。スピーディに検査できます。朝・昼・夜いつでも検査可能なので、自分のタイミングで使えます。

さいごに

妊娠検査薬は自宅で手軽に妊娠の有無をチェックできる便利なツールですが、その使用には正しい知識とタイミングが重要です。

妊娠検査薬に関するよくある誤解を解き、不安を感じる症状があれば迅速に医師の診断を受けることの大切さを再認識しましょう。

正確な判定のために適切なタイミングでの使用を心がけ、どんな結果が出ても落ち着いて次のステップを考えることが、健康な妊娠への第一歩です。