買ってはいけないオリーブオイル:注意すべき5つのポイント

買ってはいけないオリーブオイル メソッド

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オリーブオイルは単なる調味料ではありません。

料理の味わいを左右するだけでなく、健康にも直接影響を及ぼすため、適切な選択が不可欠です。

特に、育児と仕事に忙しい30代の女性にとって、家族の健康を守る上で正しい知識は重要です。

なおみん
なおみん

こんにちは!共働きで3人の子育てに奮闘中のプログラマーママ「なおみん」です。

品質の良いオリーブオイルを選ぶことで、料理の味はもちろん、家族の健康を保つことができます。この記事では、良質なオリーブオイルの見極め方、忙しい日々の中でも健康的な食生活を送る方法をお伝えしていきます。

それではまいりましょう♪

買ってはいけないオリーブオイル:注意すべき5つのポイント

買ってはいけないオリーブオイル:注意すべき5つのポイント

育児中のママにとって、家族の健康は何よりも大切ですよね。

でも、健康に良いとされるオリーブオイル選びには、ちょっとした注意点があります。

実は、オリーブオイルの品質基準は、日本と世界で違いがあるのを知っていますか?

たとえば、最高品質とされるエクストラバージンオリーブオイルには、国際オリーブ協会(IOC)という機関が「酸度0.8%以下」という厳しい基準を設けているのに対し、日本では「酸度2%以下」という少し緩やかな基準が設定されているんです。

これって、ちょっと紛らわしいですよね。

なぜなら、国際オリーブ協会の基準では、酸度2%はバージンオリーブオイルのレベルに分類されるからです。

オリーブオイルの種類酸度の基準
エクストラバージンオリーブオイル0.8%以下
バージンオリーブオイル2%以下
精製オリーブオイル無制限(酸度は精製プロセスによって低減される)
オリーブポマスオイル無制限(化学的なプロセスによって抽出される)
国際オリーブ協会の基準

なので、日本で売られているエクストラバージンオリーブオイルの中には、実は品質が少し低いものも混ざっている可能性があります。

なおみん
なおみん

でも大丈夫です!

家族の健康を考えるママにとって、本物のエクストラバージンオリーブオイルを見分けるためのポイントをこれからご紹介しますね。

①ラベルに書かれている情報の重要性

「健康に良いオリーブオイルを選ぶには、ちょっとしたコツがあります。特に、エクストラバージンオリーブオイルの選び方を知っていると、お料理がもっと楽しくなりますよ。

まず、オリーブオイルを選ぶ時に大切なのは、商品のラベルをしっかりチェックすることです。

良質なエクストラバージンオリーブオイルを見分ける一番簡単な方法が、このラベルを確認することなのです。

商品には、JOA(日本オリーブ協会)の認定マークや他の認証マークがあるかどうかを見てみましょう。

日本オリーブ協会 認定マーク

さらに、生産国や原材料の品種、酸度、処理方法などがラベルに記載されているはずです。

これらの情報は、オリーブオイルの品質を確認するのにとても役立ちます。

ラベル記載項目記載例
生産国イタリア、スペイン、ギリシャ等
原材料の品種アルベキーナ、コラティーナ、ピクアル等
酸度0.5%、0.8%等
処理方法冷圧搾(コールドプレス)、初搾り(ファーストプレス)等
檻部オイルのラベル記載例

ただし、注意が必要なのは、すべてのオリーブオイルに認証マークがついているわけではないということ。

日本では、国際オリーブ協会(IOC)の品質基準に沿っていなくても問題ありません。

でも、日本オリーブ協会はIOCの基準に基づいた品質検査を実施していて、合格したオリーブオイルにはJOA認定マークを付けています

なおみん
なおみん

なので、このマークがあれば、国際基準を満たしているという安心感があります。

日本以外の認証マークもあるので以下に紹介しておきます。

どれも厳しい基準を満たしたものにのみ認められるものなので、気になる人はラベルをチェックしましょう。

  • DOP(保護原産地呼称)
    イタリアにおける食品や農産物が特定の地理的な地域で生産、加工、または製造されたことを保証するラベルです。これは、その地域固有の品質と特性を保護するために使用されます。
DOP(保護原産地呼称)
  • IGP(保護地理表示)
    特定の地域で生産された食品の品質、評判、または他の特性がその地域に由来することを示すEUの認証マークです。DOPよりも地理的な要件が緩やかです。
IGP(保護地理表示)
  • EUオーガニック認定
    EUオーガニック認定は、EUの厳格な有機農業基準に従って生産された製品に与えられるラベルです。化学肥料や合成農薬の使用を制限し、環境保護と動物福祉を重視した生産方法が求められます。
EUオーガニック認定
  • ICEA
    イタリアの有機製品と持続可能な農業の認証を行う非営利機関です。環境と消費者の健康を守るための基準に基づいて、食品や化粧品などの製品に認証を提供します。
ICEA
  • BIO HELLAS(ビオ・ヘラス)
    ギリシャにおける主要な有機製品認証機関です。ギリシャおよびEUの有機農業基準に従って生産された製品に対して認証を行い、品質と持続可能性を保証します。
BIO HELLAS(ビオ・ヘラス)
  • 有機JAS
    日本の農林水産省が定める有機農産物や有機加工食品の認証マークです。このマークが付いた製品は、日本の有機農産物の生産基準に適合していることを意味し、合成化学肥料や農薬の不使用などが要求されます。
有機JAS

②低価格品の落とし穴

オリーブオイル低価格品の落とし穴

家計を考えるママにとって、低価格のオリーブオイルは魅力的に思えますが、ここには注意が必要です。

低価格のオリーブオイルには、品質に関する落とし穴があることが多いです。

まず、低価格のオリーブオイルの中には、品質基準を満たしていないものが含まれることがあります。

特に、エクストラバージンオリーブオイルと表示されていても、実際には酸度が高いために本当のエクストラバージンの品質を満たしていないものもあります。

これは、品質に対する誤解を招く原因となります。

また、低価格のオリーブオイルは、品質を維持するための適切な保存方法が取られていない場合があります。

例えば、光や酸素による酸化を防ぐための遮光瓶を使用していない、または品質保持に必要な適切な容器を使っていない可能性があります。

これらはオリーブオイルの品質低下を招く要因となり得ます。

さらに、低価格品は大量生産によるコスト削減が行われていることが多く、これが品質の低下につながることもあります。

大量生産されたオリーブオイルは、個々の生産プロセスでの品質管理が徹底されていない場合があるのです。

育児で忙しいママたちは、お手頃価格に惹かれがちですが、オリーブオイルの購入においては品質と健康を優先することが重要です。

なおみん
なおみん

低価格品の購入を検討する際には、品質基準や保存方法、生産プロセスについても考慮し、家族の健康にとって最適な選択をすることが求められます。

③遮光瓶でない理由とは?

オリーブオイルを選ぶ際、遮光瓶に入ったものとそうでないものがあることに気がつきますよね。

でも、なぜすべてのオリーブオイルが遮光瓶でないのでしょうか?

遮光瓶の最大の利点は、光や酸素によるオイルの酸化を防ぐことです。

エクストラバージンオリーブオイルは特に酸化しやすく、酸化すると過酸化脂質を生成し、これが健康にマイナスの影響を与える場合があります。

消化不良やコレステロール値の上昇を引き起こすことも

そのため、光を通しにくい濃い色の遮光瓶は、オリーブオイルを新鮮な状態で長く保つのに役立ちます。

では、なぜすべてのオリーブオイルが遮光瓶でないのでしょうか?

一つの理由はコストです。遮光瓶は透明なガラス瓶よりも製造コストが高く、その分、商品の価格も上がる傾向があります。

また、消費者がオイルの色を直接確認できる透明な瓶の方が好まれることもあります。

これは、オイルの色が品質の指標の一つとされているためです。

しかし、安価なプラスチック容器に入ったオリーブオイルは酸素を通しやすく、オイルが劣化しやすいというデメリットも。

保存にはあまり向いていません。

最終的には、保存方法と使用頻度に合わせた容器選びが重要です。

なおみん
なおみん

遮光瓶は長期保存に適していますが、短期間で使い切る場合は、透明なガラス瓶でも問題ありません。使いかけのオイルを長期間放置すると酸化が進むので、家庭での保存環境に合わせた選択をすることが大切です。

④大容量サイズに隠された罠

オリーブオイル大容量サイズに隠された罠

大容量のオリーブオイルは、一見経済的で魅力的に見えますが、長期間保存すると酸化のリスクが高まります。

開封後は特に、空気に触れる量が増えるため、酸化が進みやすくなるんです。

なので、頻繁に使用しない家庭で大容量サイズを選ぶと、使い切る前に品質が落ちてしまうことがあります。

また、大容量サイズは保存にも不便です。

キッチンスペースが限られている家庭では、大きなボトルを保管するのは難しいかもしれません。

そして、安価なプラスチック容器に入った大容量のオリーブオイルは、酸素を通しやすく劣化しやすいため、特に注意が必要です。

理想的には、オリーブオイルは使用頻度や量に合わせて、短期間で使い切れるサイズを選ぶのがベスト。

なおみん
なおみん

家族の健康を考えるママにとって、新鮮なオリーブオイルを使うことは非常に重要です。

大容量でお得感はありますが、品質と健康を第一に考えると、適量を選ぶ方が賢い選択かもしれませんね。

⑤酸度の基準とその影響

オリーブオイルを選ぶ際に、酸度はとても重要なポイントです。

特に、エクストラバージンオリーブオイルの品質を見極めるためには、酸度が0.8%以下のものを選ぶのがおすすめです。

なぜなら、この酸度の基準はオリーブオイルの新鮮さや品質の高さを示しているからです。

さらに、オリーブオイルを選ぶときには原産国も重要なチェックポイントです。

たとえば、ギリシャ産のオリーブオイルは、世界的にも品質が高く評価されています。

ギリシャ産のオリーブオイルは、生産量の約80%がエクストラバージンの基準を満たしていると言われています。

これは他の国々と比較してもかなり高い比率です。

エクストラバージンオリーブオイルの生産比率
ギリシャ約80%
スペイン約30%
イタリア約65%
ポルトガル約50% (推定)
チュニジア約70% (推定)

この表は、各国で生産されるオリーブオイルのうち、どれくらいの割合がエクストラバージンの基準を満たしているかを示したものです。ギリシャは特に高い生産比率を誇り、世界的にも品質が高いと評価されています。また、イタリアやスペインも大量のオリーブオイルを生産しており、その中のかなりの割合がエクストラバージンの基準を満たしています。ポルトガルやチュニジアなど他の地中海沿岸国も、高品質なエクストラバージンオリーブオイルの重要な生産地です。これらの国々から輸入されるオリーブオイルは、一般に高い品質基準に達していると見なされています。

また、2017年9月に食品表示基準が改正されたことで、消費者はオリーブオイルの原産国をより簡単に確認できるようになりました。

この改正により、加工食品の主要原材料の原産地が表示されるようになったのです。

これにより、家族の健康を第一に考えるママたちが、より安心して良質なオリーブオイルを選ぶことが可能になりました。

酸度が低く、信頼できる原産国からのオリーブオイルを選ぶことで、家族の健康を支える質の高い食品を選ぶことができるのです。

なおみん
なおみん

これらのポイントを理解し、適切なオリーブオイルを選ぶことで、料理の質を向上させ、家族の健康を守ることができます。オリーブオイル選びは単なるショッピング以上の意味を持ち、私たちの日々の生活に直接影響を与える重要な決定です。

買ってはいけないオリーブオイル:健康への影響

オリーブオイル健康への影響

オリーブオイル、特にエキストラバージンオリーブオイルは、その健康効果で広く知られていますが、これには真実と誤解が混在しています。

ここでは、オリーブオイルの健康への実際の影響について詳しく解説し、一般的な誤解を明らかにします。

オリーブオイルの健康効果

オリーブオイルには多くの健康効果があります。これは主に、オリーブオイルが豊富に含む一価不飽和脂肪酸、特にオレイン酸に起因します。

この種の脂肪酸は心臓病のリスクを低減するとされ、悪玉コレステロール(LDL)を減少させ、良玉コレステロール(HDL)を増加させる効果があります。

また、オリーブオイルには抗炎症作用や抗酸化物質が含まれており、慢性疾患の予防に役立ちます。

全てのオリーブオイルが同等であるという誤解

一般に、オリーブオイルは健康に良いとされますが、その品質には大きな違いがあります。

エキストラバージンオリーブオイルは、最も低い温度で搾油され、化学的な処理を施されていないため、栄養素が最も多く保持されています。

一方、精製されたオリーブオイルは、栄養素や風味が低下しています。

オリーブオイルの適切な使用法

オリーブオイルを最大限に活用するには、適切な使用法を知ることが重要です。

エキストラバージンオリーブオイルは、サラダドレッシングや冷製料理に最適です。

一方で、高温調理には、精製されたオリーブオイルや、熱に強いオリーブオイルが適しています。

総合的な健康への影響

オリーブオイルは、バランスの取れた食事の一部として最大の効果を発揮します。

地中海食と組み合わせることで、心臓病や糖尿病のリスクを減少させることが可能です。

また、適量を摂取することが重要で、過剰な摂取はカロリー過多につながる可能性があります。

なおみん
なおみん

このように、オリーブオイルは健康に多くの利点をもたらしますが、その種類や使用方法を理解し、適量を摂取することが重要です。誤解を避け、賢い選択を行うことで、オリーブオイルを健康的な生活の一部に取り入れることができます。

買ってはいけないオリーブオイル:信頼できるおすすめブランド

オリーブオイル信頼できるおすすめブランド

それでは、本物でおすすめのエクストラバージン・オリーブオイルを紹介します!

メーカー名フシコスゾットペラザハラサルバーニョ
産地ギリシャ・クレタ島イタリア・シチリア州イタリア・シチリア州イタリア・ヴェネト州・ベローナ
農法無農薬自然農法オーガニックオーガニックオーガニック
品種ギリシャ固有のコロネイキ種100%、酸化しにくい品種トンダ・イブレア種 平均樹齢450年トンダ・イブレア種 青々しい風味、ナッツのようなコクレッキーノ種、ペンドリーノ種、ファバロル種、グリニャーノ種
採油までの時間12時間以内8時間以内数時間以内8時間以内
酸度0.27%以下0.18%~0.25%0.1%~0.2%0.25%以下
製法コールドプレスコールドプレスコールドプレスコールドプレス
輸送方法空輸コンテナ(船便)空輸コンテナ(船便)
容器遮光瓶遮光瓶遮光瓶
容量・価格200g:2,916円250ml:2,960円250ml:3,450円1,000ml:3,980円

フシコス

  • ギリシャのクレタ島産コロネイキ種を使用。
  • クセがなく爽やかな風味と豊かな味わい。
  • ハーブに似た香りと強いアロマ、フルーティーな味わい。
  • ピリッとしたスパイシーな後味​​。
\\クセがなく爽やかな風味と豊かな味わい//

詳細はこちらをクリック!

ゾットペラ

  • 数々のコンテストで受賞歴のあるイタリア産オリーブオイル。
  • 口に含むと甘味と辛味がゆっくりと広がる。
  • ナッツのような香ばしさを感じる豊かな味わい​​。
\\ナッツのような香ばしさ//

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ザハラ

  • シチリアのトンダ・イブレア種100%を使用。
  • しっかりとした青々しい風味。
  • 後味にほんのりナッツのようなコク​​。
\\しっかりとした青々しい風味//

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サルバーニョ

  • イタリアのフードショウCIBUSで優勝実績のあるオリーブオイル。
  • 有機栽培のオリーブの実から搾油され、まろやかで芳醇な香り。
  • クセがなく、苦味が少ない​​。

なお、国内大手2社のエクストラバージンオリーブオイルの情報は以下の通りです。

高級なオリーブオイルとの違いが分かりますね。

メーカー名日清オイリオ・BOSCO(ボスコ)味の素エクストラバージン
産地主にイタリア、ギリシャ産、品種不明スペイン
農法不明不明
品種イタリア産、品種不明スペイン産、品種不明
採油までの時間不明不明
酸度0.8%0.8%
製法遠心分離遠心分離
輸送方法コンテナ(船便)コンテナ(船便)
容器遮光ペットボトルペットボトル
容量・価格684g:¥1,202 税込600g:¥1,200 税込

さいごに

オリーブオイルを使ったサラダ

オリーブオイル選びで重要なのは、低価格や大容量に惑わされず、品質と鮮度を優先することです。

この記事のポイントを参考に、賢い選択をしていただければと思います。

また、シコス、ゾットペラ、ザハラ、サルバーニョの各ブランドのエクストラバージンオリーブオイルについて紹介しました。

各ブランドは独自の特徴を持ち、品種、原産国、保存方法、価格、そして独特の味わいや風味において異なります

フシコスはギリシャ産でクセがなく、ゾットペラはイタリア産で甘味と辛味が特徴です。ザハラはシチリアの稀少な種類を使用し、サルバーニョは有機栽培のオリーブから搾油されたまろやかな味わいが特徴です。

オリーブオイルを選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

適切なオリーブオイルの選び方を知ることで、料理の味わいを向上させ、家族の健康を支えることができます。

この知識を活用して、質の高い食生活を送りましょう。